13歳女子中学生の彼氏の作り方

彼氏が欲しい。でも、彼氏の作り方がわからない。
少女漫画とかを読んでいると、恋愛って良いものなのかなって想像しちゃって、
なんだか恋がしたくなる。中学生は中二病だとか言われているし、
自分は特別な存在なんだって思いたい。
でも、そうじゃないことは自分が一番よくわかっている。
大人は子供だって甘く見るけれど、
こっちはもうなんだかんだて10年以上は生きている。
これって結構な数字だ。
だって1日が24時間。
それが365日。
365×24=8760時間。
それが10年。
8760×10=87600時間。
これって膨大な数字。
こんなに大量の時間を何も考えずに過ごしてた。
これだけの時間があればきっと色々なことができたはず。
一つのことを極めることも、何かの一流になることも、できたはず。
でもそのどれもをせずに、私はいまここでこうして少女漫画を読んでいる。
彼氏の作り方を考えるっていう無為なことをしながら。
恋愛をしていれば、何者でもない何の取り柄もない私が、
ちょっとは特別な存在になれる気がする。
誰かにとっての特別な存在になれば、ちょっとは気分が晴れたり、
自分からみた世界の色が変わるんじゃないかってそんな気がする。
これって錯覚かもね。そうかもね。でも別にいいの。
どっかの本で人生なんて錯覚だ。
最後までうまく錯覚しきった者の勝ちだって言葉を読んだことがある。
その意味がいま何となくわかる。
だって本当は全部無意味なものだから。
お金も友達も愛も家族も。
それに意味をつけているだけなんだ。

あなたに会いたくて